スモーカーフェイスについて

      2017/08/04

当サイトでは度々「シワは機能美も備えた人間の防衛本能なので気にしすぎるのは良くない」と書きましたが、もしシワが”ある理由”で増えているのだとしたらすぐに手を打たなければいけません。

その理由とは、タバコです。

長年タバコを大量に吸い続けていると人間の顔は「スモーカーフェイス」と呼ばれる黒ずんでしわしわの状態になってしまいます。

そのメカニズムはこうです。何百種類もの有害物質を含んだタバコを吸うと、その有害物質が血液を介して体中を駆け巡ります。すると血管の内側にある内皮細胞というものが傷付けられます。

傷ついたところはニキビ痕の肌と同じようにかさぶたが出来ます。

そしてこのかさぶたが何重にも重なり作られると次第に血管が硬くなり、動脈硬化になってしまいます。

ここで動脈硬化になると顔がスモーカーフェイスになるのか、と思われた方がいるかもしれませんが、スモーカーフェイスの原因は別にあります。

それは人間の体が生来的に持つ防衛反応によるものです。

スモーカーフェイスは防衛本能の結果できる?

タバコを吸うと動脈硬化のリスクが上がりますが、もちろん、人間の体はただそれを指を咥えて見ているだけではありません。

体内には血管内で作られすぎたカサブタを溶かして血液の流れを円滑にするエラスターゼという酵素があるので、タバコを吸うとこの酵素が活動を始めて動脈硬化を防ごうとします。

それだけであれば素晴らしい話なのですが、実はこのエラスターゼは血管内だけでなく、体全体に渡ります。

そして皮膚にも到達するので、皮膚の潤い成分(コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン)も血管内のカサブタと一緒に溶かしてしまうのです。

こうして、人体の防御反応が働くことで、結果的に肌の潤いが破壊されて小じわ・黒ずみ・なめし皮のようなスモーカーフェイスが出来上がってしまうというわけです。

日焼けは赤黒くなるのに加えて、夏になれば日焼けをする人自体が増えるのでそれほど目立ちません。

しかし、スモーカーフェイスは日焼けと比べるとなる人がそもそも少なく、しかも緑黒い顔になるので非常に目立ちます。目が良い人が見れば数十メートル離れた場所からでも分かるほどです。

老けない若々しい顔をいつまでも保ちたいなら、タバコは真っ先に辞めたいところですね。

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